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生前整理チェックリスト|カテゴリ別にやることを一覧化【2026年版】

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生前整理で何をすればいいか一目で分かるチェックリストを、持ち物・書類契約・デジタル情報・家族共有の4カテゴリに分けて整理しました。自分で進める人も、家族と一緒に進める人も、このリストを見ながらチェックしていくだけで、生前整理の全体像と進捗が把握できます。

生前整理チェックリスト|カテゴリ別にやることを一覧化【2026年版】

生前整理チェックリストの全体像と12ヶ月ロードマップ

生前整理は「何から手を付けていいか分からない」という声がとても多い作業です。項目が多く、物・書類・デジタル・家族への共有事項まで幅広く及ぶため、やみくもに始めると途中で疲れて止まってしまいがちです。

この記事では、生前整理でやるべきことを「持ち物」「書類・契約」「デジタル情報」「家族との共有事項」の4カテゴリに分けて、チェックリスト形式で一覧化しました。

上の図で4カテゴリの全体像をつかみ、下の表で「どの時期に、どのカテゴリから着手するか」の12ヶ月ロードマップを確認してから、各カテゴリの詳細チェックリストに進んでください。全てを一度にやる必要はなく、できる項目から順番にチェックを入れていく使い方を想定しています。

ご自身だけで進めるのが難しいと感じた場合の相談先も後半で紹介します。

生前整理でやること4カテゴリ早見表:①持ち物(衣類・家具・家電・書籍)②書類・契約(保険・金融・不動産・年金)③デジタル情報(スマホ・SNS・サブスク・オンラインアカウント)④家族との共有事項(医療・葬儀・連絡先・希望)
【図1】生前整理の4カテゴリ早見表。1カテゴリずつ数週間かけて進めるのがコツ/Source: タノミル編集部まとめ(2026年)
期間(着手からの目安)このフェーズのゴール主に取り組むカテゴリ次に進むためのチェック
1〜4週目目的の明確化と全体像の把握④ 家族との共有事項(下書き)エンディングノートの表紙〜基本情報まで記入する
1〜3ヶ月目書類・デジタル情報の棚卸し② 書類・契約 / ③ デジタル情報ID・契約・重要書類の保管場所を1枚のメモにまとめる
3〜6ヶ月目小物・衣類の仕分け① 持ち物(衣類・書籍・小物)「保留ボックス」の中身を3ヶ月後に再判断する
6〜12ヶ月目大型品と金融の最終整理① 家具・家電 / ② 金融(口座・保険)搬出経路と処分方法を事業者に相談してから着手
12ヶ月以降半年に1回の見直し全カテゴリ(微調整)契約変更・連絡先の更新を家族共有メモに反映

上記は一般的なペース配分です。体調・家族が集まれるタイミング・書類の量によって期間は前後して構いません。大事なのは順序(家族合意→書類→小物→大型品)を崩さないことです。


生前整理を始める前に|目的と期待できる効果を整理する

チェックリストに取り掛かる前に、「なぜ生前整理をするのか」を自分の言葉で書き出しておくと、途中で迷った時の判断軸になります。生前整理は単に物を減らす作業ではなく、残りの人生をより身軽に過ごすための準備であり、家族に負担を残さないための思いやりでもあります。

目的をはっきりさせておくと「捨てるか残すか」で迷う時間を減らせます。

生前整理の主な目的

同じ「生前整理をしたい」という気持ちでも、動機はひとそれぞれです。以下の3つのうちどれが一番自分に近いかを確認しておくと、力を入れるカテゴリの優先順位が変わります。

  • 自分のために:身の回りをすっきりさせ、これからの暮らしを快適にしたい
  • 家族のために:自分が亡くなった後、遺品整理で家族が困らないようにしたい
  • 万が一のために:認知症・入院・介護など、自分で判断できなくなる前に備えたい

生前整理で期待できる効果

生前整理を進めると、物理的な効果と精神的な効果の両面でメリットがあります。よく挙げられる効果を整理しておきます。

  • 物の量が減り、日々の掃除・管理がラクになる
  • 書類や資産の所在が明確になり、家族への説明が短時間で済むようになる
  • デジタル情報を整理しておくことで、サブスクの無駄払いや情報漏えいのリスクを減らせる
  • 自分の希望(医療・葬儀・連絡先など)を家族に伝えておける
  • 結果として、万が一の時の遺品整理の負担と費用を抑えやすくなる

始めるタイミングの目安

生前整理に「この年齢から」という決まりはありません。ただ、体力と判断力があるうちに始めたほうが進めやすいのは事実です。以下のような節目のタイミングで着手する人が多い傾向があります。

  • 60代〜70代:退職・子どもの独立・実家の相続など、生活環境が変わった時
  • 50代:親の介護・看取りを経験した時(自分の整理も考え始める)
  • 40代:持病が見つかった・家族構成が変わったなど生活の転機
  • 年齢問わず:引越し、住み替え、リフォームの前

若いうちに始めてはいけないということはありません。「元気なうちにやっておく」ことが最大のメリットなので、気になった時が始めどきです。


カテゴリ①|持ち物のチェックリスト(衣類・家具・家電・書籍)

生前整理の中でも、ボリュームが一番大きいのが「持ち物」です。一気にやろうとすると疲れてしまうので、部屋ごと・種類ごとに区切って少しずつ進めるのがおすすめです。判断に迷ったものは無理に捨てず「保留ボックス」にひとまず入れて、数ヶ月後に再判断するというやり方が続けやすい方法です。

以下のチェックリストは「分類→仕分け→処分・譲渡」の順で進められるように並べています。

衣類・小物のチェックリスト

クローゼットや押入れの中身は、生前整理で最もボリュームが出やすい領域です。衣替えのタイミングに合わせて進めると、季節ごとに一定ペースで進捗が見える化できます。

  • 1年以上袖を通していない服を別の場所にまとめる
  • 冠婚葬祭用(喪服・スーツ)は一式そろっているか確認する
  • 下着・靴下・タオル類の傷みをチェックして入れ替える
  • バッグ・アクセサリーで使っていないものをリストアップする
  • 着物・和服は種類別に分け、価値があるものは買取相談も検討する
  • 譲る予定のものは「誰に・何を」までメモしておく
  • 思い出の品(子どもが作ったもの等)は箱を決めて一箇所に集める

着物の処分・整理は別記事で詳しく解説しています(記事が公開され次第リンク予定)。

家具・家電のチェックリスト

家具・家電は運搬が大変で、後から処分しようとすると体力的にも費用的にも負担が増えがちな領域です。動けるうちに「残すもの」「使っていないもの」の線引きだけでもしておくと、後の負担がぐっと軽くなります。

  • 使っていない家電(古いテレビ・オーディオ・調理家電等)を棚卸しする
  • 収納家具の中身を出し、本当に使っている棚・チェストだけ残す
  • ベッド・マットレスの使用年数を確認する(古すぎるものは買い替え検討)
  • ソファ・ダイニングテーブルのサイズを確認し、将来の住み替えも見据える
  • 婚礼家具・大型家具は搬出経路を確認しておく(廊下・階段・エレベーターのサイズ)
  • 家電リサイクル法対象品(エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ)は処分方法をメモしておく

大型家具の処分は、元気なうちに手を付けておくのが最も負担が少ない選択肢です。体力に不安がある場合は、ご家族やご案内先事業者と一緒に搬出する方法も検討できます。

書籍・趣味の品のチェックリスト

本や趣味の品は、思い入れが強く判断に時間がかかる領域です。「読み返したい」「もう読まない」「資料として残す」の3段階で分けてみてください。

  • 本棚の中身を「読み返したい」「もう読まない」「資料として残す」で分ける
  • 雑誌・古い書類(数年以上前のもの)は処分候補にまとめる
  • 趣味の道具(カメラ・楽器・スポーツ用品等)で使用頻度が低いものを選ぶ
  • コレクション(切手・コイン・フィギュア等)は価値の有無を一度確認する
  • レコード・CD・DVDは聴く・観る頻度で仕分ける
  • 譲渡・売却ルート(リサイクルショップ・フリマ・寄付)を調べておく

思い出の品・写真のチェックリスト

写真や手紙、卒業証書などの思い出の品は、生前整理の中で最も判断が難しい項目です。無理に捨てる必要はなく、「量を半分にする」「代表的なものだけ残す」程度のゆるい目標で進めてください。

  • アルバム・ばらけた写真を年代別にまとめる
  • 重複している写真(同じシーンの写真)を1枚に絞る
  • 手紙・葉書は差出人別に分けて、残すものを選ぶ
  • 卒業証書・賞状・表彰状は「記念として残す数」を決める
  • 写真はスキャンしてデジタル保存する選択肢も検討する
  • 子どもや孫に渡したい品は、誰に渡すかをメモしておく

思い出の品の処分はご本人でも迷いやすい部分です。遺品整理で同じ悩みが出やすい領域でもあるため、残し方を整理した記事『遺品整理で捨ててはいけないもの』もあわせてご確認ください。


カテゴリ②|書類・契約のチェックリスト(保険・金融・不動産・年金)

書類と契約は、生前整理の中で最も「家族の負担軽減」に直結するカテゴリです。本人にしか分からない情報が多く、亡くなった後に家族が一から調べるのは想像以上に時間がかかります。ここを整理しておくだけで、遺族の負担は大きく減ります。

法律・税務に関わる内容も含まれますが、本記事は一般的な整理項目に限定しています。相続・遺言書・信託などの法的判断が必要な場面では、弁護士・司法書士・行政書士・税理士など、該当する専門家に必ず相談してください。

金融・保険関連のチェックリスト

口座情報・保険証券・有価証券は、本人だけが把握している場合が多く、見落とすと家族が後から苦労する代表的な項目です。所在(どこにある・どの会社と契約している)さえ分かれば、家族は専門家と一緒に手続きを進められます。

  • 銀行口座の一覧(銀行名・支店・口座番号・用途)を書き出す
  • 使っていない口座は解約・整理しておく
  • 生命保険・医療保険の保険証券の保管場所を明記する
  • 証券会社・投資信託・株式の口座情報を整理する
  • クレジットカードの枚数を見直し、使っていないものは解約する
  • 貸金庫・レンタル倉庫の有無と場所を家族に伝える
  • 年金手帳・基礎年金番号の保管場所を確認する

金融資産の分配や相続税の判断は税理士・弁護士の領域です。本記事では「家族が後から見つけやすくする」ための所在整理に限定しています。

不動産・契約関連のチェックリスト

不動産・賃貸契約・各種ローンは、権利関係・契約更新・支払い停止などで家族が迷う領域です。書類の保管場所と契約先を一覧化しておくと、万が一の時の連絡・手続きがスムーズです。

  • 不動産登記簿(権利証・登記識別情報)の保管場所を明記する
  • 住宅ローン・マイカーローンなどの契約書をまとめる
  • 賃貸契約書・連帯保証人情報の写しを保管する
  • 駐車場・倉庫・墓地の使用契約書を確認する
  • 公共料金(電気・ガス・水道・通信)の契約会社と支払い方法を書き出す
  • 固定資産税・自動車税などの納税書類の保管場所をメモする
  • 火災保険・地震保険の契約内容を確認する

不動産の相続・名義変更は司法書士の専門領域です。権利関係が複雑な場合は早めに専門家にご相談ください。

年金・公的書類のチェックリスト

年金・健康保険・マイナンバー関連の書類は、届出や受給手続きで必ず必要になります。亡くなった後は「どこにあるか分からない」と家族が探し回ることが多いので、保管場所を家族と共有しておくことが大切です。

  • 年金手帳・ねんきん定期便の保管場所をメモする
  • 健康保険証・介護保険証の保管場所を家族に伝える
  • マイナンバーカード・通知カードの場所を確認する
  • 戸籍謄本・住民票・印鑑登録証明書の写しを取り寄せる
  • 実印・銀行印の種類と保管場所を整理する(写真を撮って一覧化も可)
  • パスポート・運転免許証の有効期限を確認する

印鑑・通帳・カード類は防犯上、保管場所の共有範囲を家族に限定することを推奨します。具体的な場所はエンディングノートへの記載に留めるのが一般的です。


カテゴリ③|デジタル情報のチェックリスト(スマホ・SNS・サブスク)

デジタル情報は、生前整理でまだ対応が遅れやすい領域ですが、近年はスマホ・SNS・サブスクリプションが生活に深く入り込んでおり、亡くなった後の「デジタル遺品」として問題になるケースが増えています。

本人がログイン情報を残していないと、家族はアカウントの解約・データ確認・支払い停止などが非常に困難になります。この領域は「ID・パスワードを教える」という意味ではなく、「どんなサービスを使っているかを一覧化しておく」ことが核心です。

スマホ・PCのチェックリスト

端末そのものへのアクセスが家族にできないと、中のデータが一切確認できなくなります。ロック解除方法を共有する・しないは家族と話し合って決めてください。ログイン情報の扱いについては、後述のエンディングノートや専用の終活アプリなどを活用する方法もあります。

  • スマートフォンの機種名・通信キャリアを書き出す
  • スマホ・PCのロック解除方法の扱いを家族と決めておく(共有する/しない)
  • 重要なデータ(写真・連絡先)のバックアップを取る
  • 使っていないスマホ・古い端末の中身を整理しておく
  • クラウドストレージ(Google Drive・iCloud・Dropbox等)の利用状況を把握する
  • メールアカウント(Gmail・Yahoo等)の一覧を作る

SNS・ネットサービスのチェックリスト

SNSは亡くなった後も残り続けるため、「追悼アカウント化」「削除」「そのまま残す」のどれにするかを本人の意思として整理しておくと、家族が判断に迷いません。

  • 利用中のSNS(LINE・Instagram・X・Facebook・TikTok等)を一覧化する
  • SNSごとの「死後の扱い」の希望を書いておく(追悼化・削除・不明)
  • ブログ・ホームページ・動画投稿サイトの運営状況を整理する
  • 不要なアカウント・退会忘れのサービスを整理する
  • ネット銀行・ネット証券の契約先を一覧化する
  • ECサイト(Amazon・楽天等)の登録状況を確認する

サブスクリプション・定期課金のチェックリスト

サブスクは小額でも積み重なると大きな負担で、本人の死後も気づかれずに支払いが続いてしまうケースが報告されています。一度、クレジットカードの明細を見返して、引き落とされているサービスを棚卸ししてください。

  • 動画配信(Netflix・Amazon Prime Video・U-NEXT・Disney+等)の契約を棚卸しする
  • 音楽配信(Spotify・Apple Music等)の契約状況を確認する
  • 新聞・電子雑誌の定期購読を一覧化する
  • ソフトウェア・アプリの月額課金(Office・Adobe・ストレージ等)を確認する
  • 通信販売の定期購入(サプリ・食品・化粧品等)を確認する
  • ジム・習い事・オンラインサロンの会員継続の有無を確認する
  • 使っていないサービスは解約してメモを残す

デジタル情報の整理は別記事でも扱う予定です(関連カテゴリの子記事として順次公開)。


カテゴリ④|家族との共有事項のチェックリスト(医療・葬儀・連絡先)

ここまでのカテゴリ①〜③は「物・情報の整理」でしたが、このカテゴリ④は「意思を残す」作業です。医療の希望、葬儀の希望、連絡してほしい人、残したい言葉など、本人にしか分からないことを家族と共有しておきます。

全てを一度に話さなくても、エンディングノートなどに書き残しておけば、家族は「何を優先すべきか」を判断しやすくなります。

医療・介護に関する希望のチェックリスト

万が一、自分で判断できなくなった時に、家族に代わりに判断してもらうための情報です。延命治療や介護の希望は、家族内で意見が分かれやすい領域なので、本人の意思を文章で残しておくことが家族の助けになります。

  • 持病・かかりつけ医・服用中の薬をリスト化する
  • アレルギー・既往歴を明記する
  • かかりつけの病院・主治医の連絡先を書き出す
  • 延命治療の希望(受ける/受けない/家族に任せる)を書いておく
  • 臓器提供の意思表示の有無を確認する
  • 介護が必要になった場合の希望(自宅・施設・家族の意向)を整理する
  • 認知症になった場合の財産管理の希望(家族信託・成年後見制度など)を書き留める

家族信託・成年後見制度は弁護士・司法書士の専門領域です。具体的な手続きは専門家にご相談ください。

葬儀・お墓に関する希望のチェックリスト

葬儀とお墓は、家族が最も判断に迷う領域です。「家族葬でよい」「お墓は永代供養にしてほしい」「散骨を希望する」など、本人の希望を一行でも書き残しておくと、家族は大きな決定をしやすくなります。

  • 葬儀の規模(家族葬・一般葬・直葬等)の希望を書く
  • 宗派・菩提寺(お付き合いのあるお寺)の情報をメモする
  • お墓の場所・管理者・永代供養の希望を書く
  • 遺影に使いたい写真を選んでおく
  • 葬儀で流してほしい音楽・読んでほしい言葉があれば書き留める
  • 喪主をお願いしたい人を書いておく
  • 仏壇・位牌・遺影の今後の扱いについて希望を書く

仏壇・位牌・遺影の扱いは、宗派により作法が異なります。具体的な供養方法は菩提寺・霊園の管理者にご相談ください。

連絡先・人間関係のチェックリスト

訃報を誰に連絡するかは、家族が最も悩むポイントの一つです。特に本人が現役時代の知人・友人は、家族が全く把握していないケースが多いため、連絡先リストを残しておくと家族の負担が大きく減ります。

  • 訃報を伝えてほしい親戚・友人・知人のリストを作る
  • 連絡先(電話番号・住所・メール)を添えておく
  • 連絡の順番や優先度があれば書き留める
  • 年賀状・暑中見舞いのやり取りがある相手の住所録を整理する
  • 町内会・自治会・同窓会等の加入団体を書き出す
  • ペットがいる場合、引き取り先の候補を決めておく

一人で進めるのが難しい時の相談先

生前整理はひとりで黙々と進められる作業もあれば、家族と話し合わないと判断できない項目、専門家の助けが必要な項目もあります。全部を自分で抱え込まず、場面ごとに適切な相談先を使い分けるのが、途中で挫折しないコツです。

家族・親族に相談する場面

物の処分方針、医療・葬儀の希望、連絡先の整理などは、まず家族と話し合うところから始めてください。突然「生前整理を始めた」と伝えるとご家族も戸惑うので、世間話の延長で切り出すのがコツです。

  • 実家や親に切り出す場合は、日常会話の中で少しずつ触れる
  • 相手の体調や気分が落ち着いている時を選ぶ
  • 「私も自分の生前整理を始めた」と自分側から話し始める方法も効く
  • 一度に全部やろうとせず、季節の節目ごとに少しずつ進める

親御さんに生前整理を切り出す方法は別記事で詳しく扱います(関連記事として順次公開)。

専門家に相談する場面

相続・遺言・税金・不動産など、法的・金銭的な判断が必要な項目は、必ず該当する専門家にご相談ください。一般論では判断できないケースがほとんどです。

相談内容主な相談先
遺言書の作成・相続対策弁護士・司法書士・行政書士
相続税・財産目録の作成税理士
不動産の名義変更・登記司法書士
成年後見制度・家族信託弁護士・司法書士
保険・年金の見直しファイナンシャルプランナー・各社窓口
仏壇・お墓・供養菩提寺・霊園管理者

本記事の内容は一般的な整理方法の紹介であり、法的・税務的な助言ではありません。個別の判断は必ず専門家にご確認ください。

物の整理・搬出で手が足りない時の相談先

家具・家電の搬出、大量の書類・書籍の処分、使わなくなった部屋の片付けなどで体力的・時間的に厳しい場合は、生前整理に対応している事業者への相談も選択肢に入ります。

タノミルでは、生前整理の相談を受け付けたうえで、内容と量をヒアリングし、ご案内先事業者を1社紹介する形でサポートしています(一括査定・複数業者への一斉送信は行いません)。

  • 相談:お電話またはフォームで現状をお聞かせください
  • ヒアリング:間取り・物量・ご希望のスケジュールを確認します
  • 1社紹介:ご相談内容に合った事業者を1社ご案内します
  • 料金はご案内先事業者との確認で決まります(本サイトの金額は参考価格)

対応可否は地域・内容によって異なります。対応準備中のエリアについては「対応可否を確認中」としてご案内します。


生前整理を途中で止めないための進め方のコツ

生前整理は項目が多く、やる気がある時に一気に進めようとして疲れ果て、途中で止まってしまう人が少なくありません。完璧を目指さずに、「できた項目にチェックを入れる楽しみ」を作ることが、続けるコツです。

小さな範囲から区切って始める

部屋全体を一度にやろうとすると、どこから手を付けていいか分からなくなります。「引き出し1段」「本棚1列」「書類ケース1個」など、30分〜1時間で終わる小さな範囲に区切ってください。

  • タイマーを30分セットして、その範囲だけ集中する
  • 1日1カテゴリ・1週間1エリアなど、ペースを決める
  • 終わった範囲には付箋やメモで「整理済」と印を付ける
  • 写真で「Before / After」を残すと達成感が出やすい

迷ったものは「保留ボックス」に入れる

生前整理が止まる一番の原因は、「捨てるか残すかで決められない」ことです。迷ったものを無理に決めようとせず、「保留ボックス」にまとめて数ヶ月後に再判断するという方法で前に進めてください。

  • 段ボールや衣装ケースを「保留ボックス」として決める
  • ボックスに日付を書いて、3〜6ヶ月後に再判断する
  • 期間内に一度も使わなかったものは手放す候補になる
  • 思い出の品は別ボックスにして判断を急がない

エンディングノートを併用する

物の整理と並行して、エンディングノートに「希望」「所在情報」「連絡先」を書き溜めていくと、カテゴリ④(家族との共有事項)が自然と進みます。書き方のコツや項目は、別記事で詳しく扱う予定です。

  • 市販のエンディングノート・自治体配布のノートを1冊用意する
  • 全部を一度に埋めようとしない(埋まった項目から書く)
  • 書いた日付を入れて、毎年見直す習慣を作る
  • 家族に「ノートの保管場所」だけは伝えておく

よくある質問(FAQ)

生前整理のチェックリストについて、ご相談を受けやすい質問をまとめました。実際のご相談はお一人ずつ状況が違いますので、個別の詳細は当窓口までお気軽にお問い合わせください。

Q1. 生前整理は何歳から始めるのが良いですか?

決まった年齢はありませんが、体力と判断力があるうちに始めるのがおすすめです。60代〜70代の方が始めるケースが多いものの、40代・50代から少しずつ進める方も増えています。引越しやリフォーム、家族構成の変化などのタイミングも、始めやすい節目です。

Q2. 遺品整理と生前整理は何が違いますか?

遺品整理は「亡くなった方の持ち物」を家族が整理する作業、生前整理は「本人が元気なうち」に自分の持ち物や情報を整理する作業です。生前整理は本人の意思で進められるため、「残すもの」「処分するもの」の判断が明確にできる点が最大の違いです。遺品整理の進め方は関連記事で詳しく解説しています。

Q3. 家族が非協力的なときはどう進めればいいですか?

家族にやらせようとすると衝突しやすいので、まずは自分の範囲(自分の部屋・自分の書類・自分のデジタル情報)から始めるのがおすすめです。自分が進める姿を見せているうちに、家族が関心を持ち始めるケースも多くあります。それでも進まない場合は、専門家や生前整理の相談窓口を一緒に活用する方法もあります。

Q4. チェックリストの全項目をやる必要がありますか?

必ずしも全部やる必要はありません。大切なのは「ご自身と家族にとって意味のある項目」を押さえることです。特にカテゴリ②(書類・契約)とカテゴリ④(家族との共有事項)は、家族の負担軽減に直結する領域なので優先度が高めです。カテゴリ①(持ち物)は少しずつ長期で進める、という分け方も現実的です。

Q5. 業者に生前整理を頼むと費用はどのくらいかかりますか?

量・間取り・搬出経路・地域によって大きく変わるため、一律の金額はお出しできません。一般的には軽トラック1台分で数万円〜、1部屋分で十数万円〜の参考価格が見られますが、実際の料金はご案内先事業者との確認で決まります。

タノミルでは、まずご相談内容をヒアリングしたうえで、適した事業者を1社ご案内する形でサポートしています。


まとめ|チェックリストを使って無理なく進める

生前整理は「物を捨てる作業」ではなく、「これからの暮らしをラクにし、家族の負担を減らすための準備」です。本記事のチェックリストは、①持ち物 ②書類・契約 ③デジタル情報 ④家族との共有事項 の4カテゴリに分けて、一つずつ進捗を確認できる作りにしました。

全てを一度にやる必要はなく、小さな範囲から始めて、チェックが増えていく達成感を味わいながら続けてください。進める中で体力的・時間的に難しくなった時、物の搬出や大きな片付けが必要になった時は、タノミルの相談窓口までお気軽にお問い合わせください。

ご相談内容をヒアリングしたうえで、ご状況に合った事業者を1社ご案内いたします。

  • カテゴリ①持ち物:衣類・家具・家電・書籍・思い出の品を長期で少しずつ
  • カテゴリ②書類・契約:家族が後から探しやすい形で所在を整理
  • カテゴリ③デジタル情報:スマホ・SNS・サブスクの棚卸しで家族の負担軽減
  • カテゴリ④家族との共有事項:医療・葬儀・連絡先の希望を残す
  • 迷った時は専門家(弁護士・司法書士・税理士など)や相談窓口を活用する

本記事は一般的な進め方の紹介であり、相続・税務・医療・介護に関する個別の助言ではありません。具体的な判断はそれぞれの専門家にご相談ください。

よくある質問

この記事に関連して、よくいただくご質問をまとめました。

軽トラック1台分で9,800円〜、2tトラック1台分で49,800円〜が目安です。無料相談で詳しくご案内します。

エリアや当日の空き状況によってはお急ぎのご相談にも対応できます。まずはこちらからご相談ください。

はい、お見積もりは無料です。金額にご納得いただいてから作業を開始しますので、お気軽にお問い合わせください。

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